古い雑誌はどんなジャンルでも買取できる?売る前に確認したい取扱い情報

古い雑誌を処分する時、買取店ごとに取り扱いジャンルが異なる場合があるため、取扱い状況は必ず確認が必要です。
雑誌買取店で売りやすいジャンルと、お店毎の買取可否について調査した結果をお伝えします。

売れるお店が多い雑誌ジャンル

普遍的な内容が続くジャンルは買取店も多い!

下記の様なジャンルの雑誌は、比較的どの買取店でも取り扱いをしているためかなり売りやすく、お店選びはさほど大変ではありません。

全体的な傾向を見てみると、内容の経年変化があまり大きくなく、数年後でも掲載情報が役立つものが多くあります。

買取店の視点で見てみると、売ってもらった雑誌は中古として再度販売するため、普遍的な内容の雑誌を買取りたいというのはもっともでしょう。

ただし、業界内で動向が大きく変わったり、近年になって内容が刷新されたジャンルでは、新しい情報が掲載されている雑誌の方が需要が多くなるため、古い雑誌が売れにくくなることもあります。

また、査定時に綺麗な状態の方が高く売れるため、買取できるお店が多いからといって侮らず、いらなくなったら早めに売るのがおすすめです。

なお、週刊誌などコンスタントに新刊が発売させる雑誌は、下記ジャンルに当てはまっても買取出来ない事が多いため注意しましょう。

ジャンル 具体例
グルメ情報・料理雑誌 dancyu、cookpad plus、NHKきょうの料理、おかずのクッキング、オレンジページ、Veggy、ワイン王国、Vinothequeなど
スポーツ誌 Tarzan、Number、サッカーダイジェスト、野球太郎、BiCYCLE CLUB、ルアーマガジン、ゴルフダイジェストなど
乗り物関連雑誌 デイトナ、クラブハーレー、CAR GRAPHIC、カーネル、Rail Magazine、新幹線エクスプローラ、航空ファンなど
趣味雑誌 Pen、NHK将棋講座、GENIC、ミリスマ、月刊おりがみ、Gun Professionals、ピークス、MODEL CARS、ログハウスマガジンなど
歴史雑誌 歴史街道、季刊邪馬台国、月刊文化財、日本主義、歴史人、RYOMA、古寺巡礼京都、歴史群像、サムライエースなど
芸術誌 QUOTATION、アイデア、イラストレーション、+81、WIRED、美術手帳、アートコレクターズ、CGWORLD、ミュゼなど
健康・生活誌 NHKきょうの健康、からだにいいこと、おとなの健康、はつらつ元気、日経ヘルス、健康、爽快、セルフドクターなど
芸能・エンタメ雑誌 ダ・ヴィンチ、CMNOW、韓流ぴあ、エンタメ、Up To Boy、日経エンタテイメント!、Myojo、GOSSIPS、JUNONなど
音楽・楽器関連雑誌 B-PASS、BURRN!、MOSTLY CLASSIC、ヤングギター、カラオケファン、アニソンオーディオ、CDジャーナル、キーボードマガジンなど
ゲーム・アニメ情報誌 アニメージュ、アニメディア、メガミマガジン、季刊エス、電撃G’s magazine、アプリスタイル、コンプティーク、ゲーマガなど
ウェディング情報誌 ELLE mariage、VOGUE Wedding、こまちブライド、神社結婚式&神前結婚式、ブライダルジュエリー、CLASSY. WEDDINGなど
マタニティ・育児雑誌 たまごクラブ、ひよこクラブ、kodomoe、母の友、tocotoco、のびのび子育て、1・2・3際、ママガール、赤ちゃんとママなど
美容雑誌 ar、up plus、美的、CYAN、ネイルマックス、Myベストヘア、NEKO MOOK ヘアカタログシリーズ、ヌーヴェル・エステティックなど
ペット・動物雑誌 猫びより、愛犬の友、猫ぐらし、trim、アクアスタイル、Cuun、wan、UMA LIFE、うさぎと暮らす、コーラルフリークスなど
ビジネス誌 プレジデント、日経ビジネス、ダイヤモンド・チェーンストア、戦略経営者、THE21、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューなど
教育・語学雑誌 CNN ENGLISH EXPRESS、CD NHKラジオ、ENGLISH JOURNAL、蛍雪時代、高校への数学、リトル・チャロなど
専門誌 LRG、WWDジャパン、エステティック通信、ENN、Jレスキュー、プラスチックス、フレグランスジャーナル、印刷界など
子供向け雑誌 ジュニアエラ、子供の科学、たくさんのふしぎ、ニュースがわかる、わんぱく・ぶっく、おもタメ、鉄おも、幼稚園など
シニア向け雑誌 終活読本ソナエ、ゆうゆう、ハルメク、明日の友、自遊人、百歳万歳、MADURO、ノジュール、毎日が発見など

取り扱いの多い雑誌は、どの買取店で売るのがお得?

発行回数の多い週刊誌や月刊誌は売れませんが、季刊誌やムック本など2段バーコードの雑誌の場合は、ブックサプライが人気です。

安定した買取価格の高さや、ダンボール2箱まで返送無料というサービスが人気で、売りたい雑誌の量がそれほど多くなくても安心です。

また、「いらない雑誌をまとめて一掃したい」という方は、取扱い雑誌の種類が多いもったいない本舗が便利でしょう。

週刊誌や月刊誌といった他店であまり売れない雑誌も買取ってくれるので、ファッション誌や音楽、芸能誌などあらゆる雑誌を気軽にまとめて売れます。

ケースによって買取可否が左右される雑誌ジャンル

情報の移り変わりが早い雑誌は買取が難しくなる

雑誌が発行されたその年、その月の情報が多く掲載されており、通年または複数年で活用できない内容が多い雑誌は買取していないというお店もあります。

また、買取店によっては発行後の年数を規定している場合もあり、もったいない本舗買取王子のように規定年数内に販売された雑誌のみ買取対象としているお店もあるので、下記ジャンルのような内容の経年変化がよく見られる雑誌を売りたい時は、お店の取り扱いをしっかり確認して買取店選びを行いましょう。

ジャンル 具体例
旅行ガイド・エリア情報誌 じゃらん、ことりっぷマガジン、ノジュール、bemyguam、TRANSIT、ペーパースカイ、旅と鉄道、山と渓谷、旅の手帖など
風水・占い雑誌 幸せを呼び込む九星占い、占いの世界、anan SPECIAL(占い情報)、AERA占いMOOK、李家幽竹の風水家計ノートなど
ファッション誌 Can Cam、Domani、JJ、STORY、Oggi、メンズクラブ、OCEANS、Fine、ライトニング、メンズノンノ、LEONなど
端末関連の雑誌(PC、スマホ、タブレット情報) 日経ネットワーク、Mac Fan、特選街、ドスブイパワーレポート、Smartphone World、アプリスタイル、5000万人のためのLINE便利帳など
インターネット情報誌 flic!、ウェブサイトエキスパート、なびすた!、iP!、YAHOO! Internet Guide、コンプティーク、ライブ配信&収録の教科書など
不動産雑誌 SUUMO新築マンション、都心に住むby suumo、家づくりナビ、リゾート物件情報、住まい情報、チルチンびとなど
政治・経済等の時事雑誌 正論、世界、治安フォーラム、毎日フォーラム、政財界、諸君!、FOREIN AFEAIRS REPORT、前衛など
懸賞雑誌 懸賞なび、懸賞クロスワード、懸賞パズルきぶん、公募ガイド、ラッキー!クロスワードなど

一般流通していない雑誌は買取店が限定される

雑誌買取店では取り扱いの基準として、「一般書店で販売されている雑誌か」を見ている事がほとんどです。

買取られた雑誌は中古品として再度販売するため、書店でも買えるような知名度の高い雑誌の方が需要が多く、お店にとっても利益に繋がりやすくなります。

書店であまり見かけない雑誌の場合、流通させるのが難しいため、限られた買取店でした売ることができません。

雑誌買取の人気店の中では、もったいない本舗のように幅広い雑誌の買取をしているお店は、下記の様な雑誌を売る際も利用価値があります。

ただし、レトロ雑誌については査定が難しく、かなり取り扱いが厳しいため、現状では駿河屋くらいしか積極的に買取をしていません。

ジャンル 具体例
会員誌 月刊ベルダ、SEVEN SEAS、VIEW Premium、The Parkhouse magazine、AZURE、AGORAなど
車内・機内誌 翼の大国、WINGSPAN、SKYWARD、Bon Voyage、ひととき、Wedge、via、トランヴェール、JR Hokkaidoなど、
レトロ雑誌 現行雑誌の創刊号、少女座、ポパイ、ホットドッグプレス、幼年クラブ、平凡パンチ、EGOIST、TBSコミックス、小学生ブックなど
海外雑誌(洋雑誌) TIME、The Economist、Harvard Business Review、Nature、NATIONAL GEOGRAPHIC、FORTUNEなど

売れるお店が少ない雑誌ジャンル

買取不可の理由は様々だが、限定的に売れるお店も!

コンスタントに発売される週刊誌や隔週誌などの雑誌は、内容の変遷がかなり早いため、中古としての需要が少ないことから、売れるお店がほとんどありません。

同様に、漫画雑誌についても中古の場合はバックナンバーありきの需要となり、単価も安いため、買取していないお店が多くなります。

また、付録つき雑誌はその付録を目当てに購入する人がほとんどですので、付録がない状態の場合も買取不可となるお店ばかりです。

このような雑誌は「高く売る」というよりも、「売れるお店で10円にでもなればラッキー」と考えた方が良いでしょう。

ちなみに、上記とは異なる特別な理由で買取不可になるケースの多い雑誌が、「同人誌」と「成人向け雑誌」です。

近年需要の多い同人誌は、特にアニメ・漫画系は中古で人気のものもたくさんあるので、一見すると売りやすそうに思えますが、同人誌は原作者・著作権等の権利者の許可なくキャラクターや内容を利用している場合がほとんどで、製作する事自体がグレーゾーンです。

現段階では同人誌の買取も合法ではありますが、今後の世間の流れによっては同人誌の製作者や売買をした買取店が取り締まりの対象になる恐れがあり、積極的に買取していないお店が多くなっています。

また、成人向け雑誌については、大手コンビニチェーン店が店頭販売を軒並み中止している事からも分かるように、需要自体が低下しています。

店頭販売撤退の表向きの理由は、女性への配慮や青少年への影響などが挙げられてはいますが、事実、インターネットで作品を手軽に楽しめるサービスが増えた現代では、成人向け雑誌をわざわざ購入する人はかなり減っているのです。

もし成人向け雑誌を買取ったとしても、中古品として売れる可能性が低いことを考えると、売れないお店が多数あるのも当然と言えます。

売れるお店の少ない雑誌は買取店を探すのも一苦労ですが、だからといって絶対に売れないという訳ではありません。

買取可能としている店舗を見つけたら、ためらうことなくそのお店を使って売るのが得策です。

ジャンル 具体例 買取可能なお店
月1回以上発行される雑誌(週刊誌、隔週誌など) 週刊ダイヤモンド、週刊朝日、週刊現代、週刊女性セブン、週刊ゴルフダイジェスト、週刊ベースボール、週刊東洋経済、週刊ファミ通、ジッポーコレクション、かわいい刺しゅう、パッチワークなど もったいない本舗
漫画雑誌(コミック雑誌) ヤングジャンプ、ヤングアニマル、イブニング、ドラゴンマガジン、漫画TIMES、コミック乱、ウルトラジャンプ、まんがタイムきらら、Cookie、フィールヤングなど もったいない本舗
※厚さ2cm以内のもの
※コンビニ漫画雑誌は不可
駿河屋
付録つき雑誌で付録のないもの 駿河屋
※1980年代以前の雑誌に限る
同人誌   駿河屋
成人向け雑誌   駿河屋

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