専門書の買取相場はどのくらい?
会計や医学、プログラミングなど各分野の専門書はどの程度の買取価格がつくのでしょうか。
専門書買取における相場や特徴をまとめてみました。
不要になった専門書の買取相場をチェック!
専門書は値崩れしにくい
各分野の専門的な内容が書かれている専門書は、古本買取の中でも値崩れしにくい書籍の1つです。
漫画や小説のように誰もが手にする内容ではないため、「そんなに高く売れないのでは?」と思いがちですが、逆に一般書籍の様に頻繁かつ多量に新しい専門書が発売される訳ではありません。
1冊の需要が長いので、買取相場に乱高下が少なく、購入時から少し年月が経過していても納得できる価格になることがほとんどです。
これは一般書籍との大きな違いで、漫画であれば数年後にはかなり買取価格が下がってしまいますが、専門書であればきちんと値段をつけてもらうことができます。
一般に発売されている専門書はだいたい1冊500円前後で買取られることが多いですが、中には数千円という買取相場になることもあります。
買取相場が高いのは新しい専門書
専門書はその名の通り、専門的な内容を扱っているので、コロコロと内容が変わることはあまりません。
それでも、日々学術が進歩することで第2版、第3版と新しい内容に変更されたり、新規の専門書が発売されていきます。
たとえば、既に絶版となっている希少な専門書やその分野で著名な人が書いた古い専門書、時が経っても学術的に価値が高い専門書などは、どんなに古くても高く買取ってもらう事が可能です。
ただし、専門書の全体的な買取相場から考えるのであれば、やはり新しい専門書の方が高く売れます。
専門書を読む人は、その分野で働いている人や、その分野の研究を行っている人なので、新しい知識を求めているためです。
売りたい専門書が最新バージョンなのであれば、次の版が出版されるまでに早めに買取ってもらいましょう。
高度な内容の専門書も価格が高い
専門書という書籍は、その分やの知識を補うために活用されるものです。
内容としては、従来言われてきたことやその分野での一般的な内容を、より分かりやすく解説した専門書と、焦点を絞ってその内容を深く掘り下げている専門書の2つに大別されます。
買取相場という点では、後者の内容を深く掘り下げている専門書の方が高く買取ってもらえる傾向にあります。
一般的な内容というのは、専門書を必要とする中でも新しく携わる人に向けている事が多いですが、より専門的な内容が書かれた方は幅広く携わる人に需要があるからです。
また、専門書の価値というのは専門性の高さによって評価される側面もあるので、この点も買取相場の高さに結び付いています。
もちろん、研究などによってその専門書の内容が覆されるということもありますが、それほど多いことではありません。
ですから、より高度な内容の専門書は高く売ることが出来ますし、綺麗な状態であればあるほど買取価格が高まります。
ちなみに、一般的な専門書もそうですが、内容が高度になればなるほど査定が難しくなります。
専門書の内容の価値を判断できないと、適切な価格がつけられないからです。
ですから、専門書を買取ってもらうためには「専門書が高く売れる評判の良い買取店はどこ?」に掲載されている様な、査定眼の長けている買取店の利用をおすすめします。